寒川アクアブログ

美容師しながらアプリ開発していて水草が趣味の私のブログです

【part3】初めてのヒッチハイク旅!!

 目的地である山梨に帰る途中のトラックに乗せてもらえました。仕事の都合で到着時刻が深夜になるものの、山梨到着が約束されたようなものなので、安堵に浸っていました。

 
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初の茨城で2時間を過ごす

 茨城に到着!と言ってもすでに午後9時。運転手さんの仕事を待つので、いったん別行動。後で落ち合う時に、どのように連絡を取るかを相談していました。
「キミは信頼できる人だと思うけど、電話番号を教えるのは抵抗がある。23時から23時半の間に僕は必ずガソリンを給油するから、その時に来て」とても慎重で、賢明な対応だと思います。
 街灯も少ない所ですが、ココス、マック、ラーメン屋、打ちっぱなしゴルフ場があり、ラーメン屋の看板に千代田店とあるので、千代田という場所だと思います。昼から何も食べていなかったので、ラーメンを食べ、ココスで時間を潰すことにしました。

 ラーメン屋が面白い作りで、ゲームセンターと併設されていました。卓にはコンセントもあり、スマホの充電もできました。ゲームセンターのUFOキャッチャーに目が止まる。私が以前気になっていた”電卓”が景品にありました。絶対に欲しいと思い、500円投入!なんと、一発で取れてしまいました笑

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私はスロット等のギャンブルはしません。
 電卓アプリを作っていた際に、デザインで参考にした製品です。ここで出会うとは運命的!

 まあ旅とは関係ないですが、心に余裕ができた証拠です。ラーメンを食べ、時間があるので、コンビニにより、タバコ”ラーク”を買い、ココスでドリンクバーで粘ります。

茨城のガソリンスタンドで再開、山梨へ出発!

 待ち合わせ場所のガソリンスタンドでは、見覚えのある青いトラックが止まっていました。居なかったらどうしようという不安はありませんでした。むしろ相手の方がそう思っているのではないか。仕事というものが根を張ることだとしたら、旅人である私は浮き草のような存在で、遠い所へ流れてしまっているのでは。幻を見ていたような掴み所のない気持ちにさせたくなかったので、時間きっかりに集合場所に行きました。

 運転手は仕事の書類を書いていました。今、自分は他人の生活リズムにお邪魔していることを忘れてはいけません。
トラックが山梨に向けて発進します。

 知らない土地の上普段高速を利用しないので、いつ山梨に入ったのかわかりませんでした。会話が盛り上がる中、やや真面目なトーンで聞かれました。
「俺は河口湖の方に帰るけど、今晩泊まる宿はあるの?」
これについては、なんとかなると考えていました。着くかどうかも分からなかったし、宿を予約していません。
「河口湖の方は、何も無いよ。河口湖から甲府に行くには、峠を超えなければ行けない」
「次のサービスエリアを過ぎると、甲府行きを拾うことは難しい」
「河口湖まで行くか、次のサービスエリアでまたヒッチハイクするか、決めるのはキミだよ」
また決断をしなくてはいけません。サービスエリアに到着するのは午前2時過ぎ。そこからまた、乗せてくれる車と巡り会える、その成功確率はどれくらいだろう。河口湖の場合は、宿が無い。走行中に河口湖周辺の宿に電話をしましたが、すでに満室か、営業時間外で電話が繋がりませんでした。

 浅はかでした。山梨に行くと言っても、市街地もあれば、何も無いようなところもあって当然です。とりあえず山梨についたら、どっか泊まる場所くらいあるだろうという考えは、あまりにも抜けていました。

 最後のサービスエリアに到着。私は降りることにしました。私をここまで運んでくれた運転手と、青いトラックとはお別れです。出会えてよかったです。ささやかながら、ラーク1箱(先ほど吸っていた銘柄をチェックしていた)をプレゼントすると、結婚してから小遣い制のためマジで嬉しいとのこと。本当に、海老名で見つけてくれて良かった。感謝しきれない。

 人の優しさって、ものすごい価値、ものすごいパワーがあるんじゃないか?

深夜サービスエリアでヒッチハイク

 余韻に浸る間も無く、現実と向き合わなければなりません。まず、見渡す限り、トラックは多いのですが、そのウィンドウにはカーテンが閉じられています。仮眠をとっている最中のドライバーに声をかけられるはずもありません。

part4へ・・・。
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