寒川のアプリ開発者ブログ

美容師しながらアプリ開発してる人のブログです

【part5】初めてのヒッチハイク旅!!

 国道20号線沿い、信号を渡ると”瑰泉”というポイントで降ろしてもらい、私のヒッチハイクは終わりました。
今の時刻は午前4時半。寒川からここ石和温泉まで約15時間の旅。瑰泉の建物の光が夜空を明るくしています。
www.yu-kaisen.jp

kojiko-android.hatenablog.com

ゴールに到達

 スタートした時は先が見えなかったヒッチハイク旅も、何台もの車に乗せてもらい、移動距離が増えるほど、点が線になって行くように感じました。少し大げさなようですが、旅が進むほど不安が減少し自信がついてきます。苦境に陥っても「必ずたどり着く」という気持ちになります。というより「まぁ、ゴールできるっしょ!」という感じの方が近いかな笑。

 瑰泉は24時間営業で、雑魚寝スペースがあります。これは、2台目のトラックの運転手さんに教えていただきました。山梨に着けば、ビジネスホテルかカプセルホテル、漫画喫茶、カラオケの一つくらいはあるだろうと思っていたのは余りにも浅はかでした。先のアドバイスが無ければ野宿をしていたかもしれません。ちゃんとした寝床にありつけたのは本当に有り難いことでした。
 雑魚寝スペースに転がり落ちるようにして横になりました。やや硬いマットレスと枕も十分な快適さです。掛け布団はなさそうなので、タオルと上着をかけます。前日のスタート時点から今までが鮮明に思い出されますが、15時間しか経っていない事に逆に驚きました。濃密です。出会った人々全員に感謝しながら寝たのは、決して大げさに言っていません。翌日は施設の温泉に入り、朝食を食べ、ハンモックに揺られながら(今頃他のスタッフたちは、ハワイでハンモックに揺られているのだろうか)、今日1日の予定を考えました。あとは、普通の観光をしました!

f:id:kentaro198477:20180912003752j:plain
様々なブドウ。お腹が膨れたため”ほうとう”はまたの機会に

ヒッチハイクで得たもの

 半ば勢いだけで決行したヒッチハイクは、無事に終わりました。様々なブロガーがヒッチハイクについての記事を書かれています。自分も読ませていただきました。中にはヒッチハイクで日本一周された方もいらっしゃるので、ヒッチハイクのやり方だったり注意点は、そのような上級者の方の意見が参考になると思います。ここでは、あくまで私なりに感じた事を書いていきます。
 

  • 困難な状況を打開する力がつく

 深夜のサービスエリアに降り立った時、一瞬途方に暮れましたが状況を検証し「今の状況は”悪い”。どうにかしなければ」という思いが立ち、すぐに行動に移りました。車でしか来ない場所に、生身で居る。この苦境から逸脱するには?結果、片っ端から声をかけるという方法を取りましたが(笑)、日常生活や仕事で困難なときに、それを乗り越える力がつくと思います。

  • 人や、様々な事象に感謝の気持ちを持てる

 人々に対しては言わずもがなですが、インフラが整っているという事に有り難みを感じました。車の税金や有料道路について煩わしいと思っても、道が続いていない事には移動もできません。旅の趣旨ではないですが、山梨に行きたいのなら電車を利用して3時間ほどで着いてしまいます。震災などで停電になった時に電気の有り難みを感じますが普段はさほど感じないように、当たり前なことが当たり前ではないのだと気付かされました。

  • 様々な職の人と出会える

 普段関わりを持たない職種の人と話すことができます。ヒッチハイク関連の記事でよく言われていますね。私は美容師なので様々な方とお話しをしますが、ヒッチハイクの場合は出会いの状況が特殊なぶん、不思議な空気感の中でする会話は面白いものです。

  • 目的達成までの一本道を進んだという成功体験ができる

 自分で目的地を決め、それまでの道のりを考える。全ての意思決定を自分でする。その結果は自分に降りかかる。他の誰の責任でもない。目的地に着いた時、意思決定をした点が線になる。人生でそのような体験はなかなか容易ではないですが、ヒッチハイクなら短時間に凝縮してそのような成功体験が得られると思います。人間の脳はイメージと実際に体験したこととの区別ができないそうです。これはスポーツにおいて大切な事ですが、一連のプロセスは様々なところで役立つのではないでしょうか。じゃあヒッチハイクもイメトレでいいじゃんというとそうではなく、あなたが今後達成したい目標への道のりを、より明確にイメージできるのでは?という事です。

  • メンタルが鍛えられる

 これもよく言われますね。私も高校生に後ろ指を指されたり、車の中から笑われたり、睨まれたりとメンタルを削られる場面は多々ありました。ですが、窮地に追い込まれるとメンタルどうのこうの言っている場合じゃ無くなります。そのうち、そのようなネガティブな反応なんて、旅で得られるものの価値に比べたら小っぽけに感じるようになります。

  • 話のネタになる

 私は休み明けからお客様と会話するときは、ほぼほぼ今回の旅の話をしています。かなりの確率で「すごい!」と言われます。「ハワイ行くより良い経験ができたんじゃない?」とさえ言われる事もあります。そもそものきっかけが、みんながハワイ行ったら帰国後はその話題ばかりになる、自分も何かネタを作らなきゃ、というものでした笑。

ヒッチハイクの危険性

 メリットばかりを挙げましたが、危険性も伴うのは事実です。全くの見ず知らずの人の車に乗り込むわけですから、100%安全の保証はないのです。心の優しい人だけがふるいにかけられて止まっているとは限りません。あなたが腕っ節が強いからと言っても然りです。車内は半密室だということは絶対に忘れてはなりません。逆にヒッチハイカーを乗せる場合もです。カージャックというと非現実的に聞こえますが、乗せる際は手荷物検査くらいはしても良いと思います。

ヒッチハイクをしようかな〜と思っている方へ

 決められたルートをトレースする旅行ではなく、自分の判断によって、吉と出るか凶と出るかわからないが自分を信じて続いてゆく旅は、私にとって価値のあるものとなりました。3時間もあれば着く距離を、15時間かけてでも行った事に意味があります。その15時間は驚くほどあっという間で、ぎゅっと凝縮されています。宝物をたくさん発見できた旅でした。
 それでもヒッチハイクを人に勧めにくいのは、やはり危険性が伴うという事でしょう。何かを得るためにリスクを背負うのは悪いことではないですが、ヒッチハイクのリスクは、身の危険です。私はたまたま良い人に巡り会えただけかもしれません。

 ですので、ヒッチハイクはオススメしません笑

 成功体験を積むには、いくらでも方法はあります。たとえば歌手を目指しているとして度胸をつけたい場合、ヒッチハイクよりも路上で歌った方が得られる経験値が高そうです。
 
 今回乗せてくださった方には最高の感謝の意を表明します。その上で、次のことを述べます。
車に乗せる事だけが、人の優しさの本質ではありません。車を持っていない人だって、胸いっぱいに染み渡る優しさを持っている人もいるはずです。人の優しさに触れる機会として見た場合、ヒッチハイクが最善の方法とは限りません。表に出ていないだけで、見返りを期待したり、下心を潜めている場合も無いとは言い切れません。
 ただ、海老名で立っていた時にスポーツドリンクを差し入れて下さった方は、素で優しい方だと思いました。

 以上が、私の見解です。
ヒッチハイクに挑戦される方は、くれぐれも怪我のないようにお気をつけください!

さいごに

 今回の私の身勝手な旅の道中、関わった全ての方に心から感謝しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。