ヤマサキカズラ導入から1週間
ヤマサキカズラ
ADAの創業者である天野氏の自宅水槽にも水上部に配置され、大型水槽のろ過に一役買っていると言われる、ツル性の植物です。
アクアリウムに用いる場合の情報があまりなかったので、とりあえず買って育ててみることに。
1週間前に詫び草マットで購入し、2本入っていたので、1本を30cmキューブ水槽のボルビディスにひっかけ(完全に水没)、もう1本を小さいガラス瓶に葉だけ水上に出るようにして窓際に置きました。
水没させた方はハッキリと変化が!
白くて、かなり太い根?が出てきました。
まだよくわかってませんが、レイアウトに使いたい場所にひっかけるだけで育ってくれそう。
今後は、根や茎がどのように伸びるか観察してみます。
一方のガラス瓶の方は、今のところ全く変化ナシ!
成長は遅いとのことだが・・・観察継続します!
アクア〜メンテ道具の選び方
アクアリウム用、メンテナンスツール。
トリミングや、日々のメンテナンスを快適に行うために必要な道具たち、その選び方をご紹介します。
ハサミ・ピンセット・コケ落とし・サンドフラッターの4種に絞ります。
トリミング用のハサミ
良いものを選びたいです。
有茎草や前景草を切る時、シダ類の傷んだ葉だけを切りたい時、余計な場所を切ってしまうことがないように、先は細く、薄い方が良いです。また先端がアール形状になっている方が、有茎草の茂みを整えやすく、水槽の上部から手を入れるときに無理な角度になりません。
取手部分も丸みがある方が指が痛くなりません。以前ネットで買った安物のハサミは取手が平面的で、角が当たる部分が痛かったです。また切れ味も悪かったので、余計に力が必要となり腕に負担がかかります。水草にも余計なダメージを与えてしまいます。
写真のハサミはADAのDo!aquaシリーズの製品です。
ピンセット
これも妥協しない方が良いです。
先端が細いものを。以前ネットで買った安物は先端が太く、植栽してもソイルを動かしてしまい、上手く植えられずイライラしてました(笑)。
長さは水槽の高さ位か、少し長いくらいが良いかと思います。長すぎても腕が疲れてしまいます。
これもDo!aqua。
コケ落とし
先端に交換可能なカミソリの刃が付いており、ガラス面のコケを簡単に落としてくれます。
ADAのプロレイザーという製品がありますが、プロレイザーと言ったらこういった道具のことを指すようになっていました。
これは安物でも全然OKです。水槽に手を入れて三角定規やメラミンスポンジを使って掃除している方は、今すぐネットでポチって下さい(笑)。
簡単に、効率よく掃除ができます。ただし、アクリル水槽の場合は傷を付ける恐れがあるのでご注意下さい。
サンドフラッター
水槽のセット時に低床を平らに整える道具です。反対側は小さい形になっていて、底面フィルターのメンテナンス時に砂利をかき回す時も便利。
安物でOKです。
Do!aqua製品は、使い手のことを良く考えていて、リーズナブルな製品でも非常に良く出来ています。特に、腕への負担が軽いので、日々のメンテナンスも苦痛無く楽しく行えます。水景の維持へのモチベーションも上がるので、使い勝手が良く愛着が湧くものを選びたいですねƪ(˘⌣˘)ʃ
ミドボンと小型ボンベ。安全性やコスパは?
水草水槽を維持するには必須と言えるCO2。
これを添加する方法として、
・アクアリウム用の小型ボンベ
・大型ボンベ(ミドボン)
・発酵式
の選択肢があると思います。
これらのメリット・デメリットを考察していきましょう。
まず、発酵式。砂糖とイースト菌と水を用いてCO2を発生させ、水槽に添加します。その方法についてはここでは触れません。
この方法は、CO2を添加してみたいけどフルセット揃えるにはお金が・・・という方にはおすすめです。また、お子様の自由研究とか。発酵式でもウィローモスのフサフサ感の違いは感じられて結構感動します。
デメリットととして、お金はかからないけど手間がかかる、電磁弁で制御できない、添加量の調節が難しい等の理由で、まぁ選択肢には上がりません(◞‸◟)
大型ボンベ
コスパは圧倒的!写真のサイズでも、私なんかが維持する水槽では一生分使えるんじゃないでしょうか。
私の本職は美容師で、炭酸水シャワーを導入してるのですが、その業者さんとお取り引きをして我が家へ導入しました。その他、近所の酒屋さんや、ネットからボンベを入手可能です。
圧倒的な残量から、大量に添加してもお財布的に痛くも痒くもなく、水草の選択肢が増えます。アクアリウム意外にも、炭酸水を作っても◎。ハイボールなんかを作って楽しむのも良いですね!
1秒に4滴以上添加したり、水槽をいくつも維持していたりするなら魅力的な選択肢です。
気になるのは安全性ですね。考えられる事故としては、ガスが漏れて二酸化炭素が部屋に充満、酸欠に陥る。ガスボンベ内に水が逆流し、腐食、ボンベが爆発等。普通に使用していればまず起こり得ない事ではありますが・・・子供のイタズラとか、考えたくありませんね。
1kgくらいのミドボンがあればいいのに(*´-`)
小型ボンベ
コスパ悪し。アクアリウムにおける、オフィスのプリンターのインクビジネスのようなもので、ランニングコストがかかる。とはいえ、メーカーにこだわらなければ1本500円ほどで売られている時もあり、定期的にショップに通う理由付けにもなります。
付加価値として、インテリア性が挙げられます。化学実験室っぽい雰囲気が、不思議とインテリアに溶け込むんですよね!
危険性については、大型ボンベと比べるとだいぶ安心という感じです。小型ボンベの値段で、安心を買うようなものです。それとアクアリウム業界の今後の発展を願って。笑
小型ボンベのレギュレーターでも、アダプターを使うことで大型ボンベに接続できるので、まずは小型ボンベでCO2システムを導入するのが良いかと思います。
ネットやフリマ等で安く揃えることができます。
繋ぎ方に不安があれば、最初はキットで買った方がいいでしょう。
水槽をサイズアップしたり、増えたりしたらミドボンもアリです。
私は結局小型ボンベに戻してしまいましたσ(^_^;)
【アクアリウム】水槽の選び方〜ガラスの透明度〜
アクアリウムをするには、水槽が無いと始まらない!
でも同じサイズの水槽でも、メーカーによって値段が違う。
たとえばADAの水槽は、コトブキの水槽の倍以上高かったりするのはなぜ?
実は、一見どれも透明で同じに見えるガラスでも、その透明度に違いがあります。
「透明」とひと口にいっても、「どれくらい透明なのか」に差があるのです。
このエントリーでは、いわゆる「普通のガラス」を使った水槽と、より透明な「高透明ガラス」の水槽を、インテリア的な観点で比較していきます。
一度設置したらなかなか気軽には変更できない水槽。
ぜひ、水槽選びの参考にしてみてください!
普通のガラス
高透明ガラス
普通のガラスの方は緑がかっています。これは、ガラスに含まれる鉄分が影響してそう見えるんです。高透明ガラスは極力鉄分を含まない原料で製造されていて、透明度が高く観賞性が高いと言えます。
普通のガラス(奥行30cm)
高透明ガラス(奥行18cm)
アヒルちゃんを反対側に置いてみました。奥行きの違いによるハンデはあるものの、高透明の方がしっかり透けています。高透明ガラスの方が不純物が極めて少なく、光の屈折率が均一に近づくため、光が真っ直ぐ進むためです。
水槽前面のガラスの厚みは約5mmにすぎませんが、普通のガラスに比べて高透明ガラスのほうが、水景が鮮明で、より明るく見えます。
普通のガラスでも、バクテリア等の働きにより水が輝いてくると、感動を覚えるほどの透明感を見せてくれます。高透明ガラスだと、それがよりダイレクトに、自然の一部を切り取った芸術作品のように映ります。
普通のガラスは緑がかった色味なので、暖色系。高透明は水色っぽく見えるので寒色系と言えます。個人的な価値観もありますが、石組みとヘアーグラス等で表現する涼しげな水景なら、寒色系の方がより涼しさを感じます。
黒いソイルも映えます。
光が吸収されず、真っ直ぐ進むため、水槽のフレーム全体が光って見えます。
「子供が夏祭りで金魚をとったから水槽を買った」ーおそらく高透明ではない水槽を買ったと思います。一般家庭では、普通のガラスの方をよく見ているはずです。そんなあなたのご友人があなたのお宅にお邪魔して水槽を見たら、きっと印象的に感じるでしょう。
いかがでしょうか?
ご参考にしてみてください(≧∀≦)
10cmキューブは詫び草マットがすっぽり
GEXのグラステリア フィットは小型のフレームレス水槽で、様々なサイズのラインナップがあり、置き場所や用途も様々。
ベタを飼育したり、水草を水上葉で育てたり、ミニチュアテラリウムを製作したり・・・
アクアリウムの怖いところ。ーーこんな草を植えようとか、水の循環システムはこうしようとか、考え出すと妄想が止まらなくなり、ついポチってしまう。
そんなアクアリウム心をくすぐるアイテムがこのfitシリーズ。
嬉しいのが、ぴったりサイズのガラス蓋と、接する面に施されたトップシリコンにより、水槽を密閉できます。指で押してもずれないし、なにより見た目がシンプル。
黒のバックスクリーンも付属しています。テープなどで貼るタイプです
これで、10cmキューブで1000円程なのは安いです!
さて、この10cmキューブには、詫び草マットがすっぽり入ります。
お目当の草やウィローモスをむしったら、すっぽり入れてフタをして、窓際でストック。
太陽の光で健康に育ったウィローモスを、いつか使う日のために保管しておけます。
今まではラップをして密閉していたのが、フタを置くだけで簡単なのも良い!
水滴でぜんぜん見えませんけどね(◞‸◟)
スカーレットジェムの餌
スカーレットジェムはやっぱりエサ問題が大変?
スカーレットジェム、2.5センチくらいの小型美種。ピタッと止まって、ス〜っと進んで、ピタッと止まる。たまに全力でヒュンヒュン泳ぐときもある。赤と青のストライプに、ヒレに入る水色のラインも鮮やか。
基本的に隠れています。水草の茂みはもちろんのこと、石と石の隙間にもよく入り込みます。たまに出てきてくれると嬉しい。でも人間がガラス越しに近づいても逃げることもありません。
繊細な美しさと、可愛らしい仕草、その存在は小さな宝石です。
こんなに魅力的なスカーレットジェムですが、最大の難点は、生き餌しか食べないこと。
稀に人口餌も口にする個体もあるそうですが、ブラインシュリンプが基本となるため、なかなか気軽に飼育できない、
・・・と言われますが、ウチの子たちはエサを人為的に与えず1年以上生活してます(^з^)-☆
ボルビディスが森のように茂っている水槽(ろ過は底面フィルター)で暮らしています。
私たちには小さすぎて見えない微生物を食べているのでしょうか?他の魚のために、ADAのフードを与えますがこれには見向きもしません。
痩せている感じもありません。
いわゆるジャングルのような水槽なら、エサとなる微生物がそれなりに発生しているのでしょう。
たまに物陰や流木の一部分をじーっと見て、突っつくような仕草を見せます。
何か見えるの?と言いたくなりますが、この時が食事中なのかもしれませんね。
とはいえ、ブラインシュリンプを与えると、テンションMAXで食べるそうです。ちょっと見てみたい。